執筆者:ごろー♀ 更新日:2025/4/11
自分に合ったCMSはどうやって見つける?

こんにちは!Webディレクターのごろー♀です!

今回は、「自分に合ったCMSはどうやって見つけたらいいか」について、解説していきます!

※今回も前回と同様のポケモンに例えていきますw

まず、Webサイトを作り始めるときに、多くの初心者が最初に直面する疑問が「どのCMSを使えばいいのか?」という問題です。

CMS(コンテンツ管理システム)は、専門的な知識がなくてもWebサイトの作成やコンテンツの更新を可能にする便利なツールですが、その種類は非常に多く、それぞれ特徴が異なります。

CMS選びで重要なのは、「どんな働き方がしたいか」「どんなサポート体制がほしいか」「どのくらい自分で触りたいか」といった“自分自身のスタイル”に目を向けることです!

好奇心旺盛で気軽に始めたい人向け

操作のしやすさを最重視し、とにかく早くサイトを立ち上げてみたいという人には、WordPressがおすすめです。

直感的なUIで誰でもすぐに扱えるので、「とにかくやってみたい!」という好奇心型の人にぴったり!

ポケモンでいえば、親しみやすさと人気を兼ね備えた「ピカチュウ」。いつでもそばにいてくれる安心感があります!

慎重で着実に構築したい人向け

「しっかり構成を考えて、安全で長く使えるサイトにしたい」と考える慎重派の方にはMovable Typeが向いています。

静的生成による安定性と、業務利用に耐えうる堅実さが魅力で、落ち着いて一歩ずつ構築していくタイプの方に合っています!

「フシギダネ」のように地道に育てていくほど真価を発揮する存在です!

自由にカスタマイズしたい人向け

自由度を求めるクリエイティブなタイプには、Drupalという選択肢があります。

高度なカスタマイズが可能で、必要に応じて複雑なサイト構築もできます。

「こんなこともできるかな?」と試行錯誤するのが楽しい人にとっては理想的な環境です。

成長するほどに強さを見せる「ゼニガメ」のようなCMSです!

本格的に業務運用したい人向け

企業やチームでの運用を考えている人、複数の部署が関わるようなプロジェクトには、Adobe Experience Manager(AEM)やPowerCMSが強力な味方になります。

高機能かつ堅牢で、複雑な要件やワークフローにも対応できます。明確な目標や要件が決まっている人に向いています。

その存在感とパワーは「リザードン」のよう…!扱いは難しいですが、一度使いこなせば心強いパートナーになりますね!

技術が好きで柔軟に展開したい人向け

microCMSやContentfulのようなヘッドレスCMSは、設計の自由度が非常に高く、API経由でさまざまなフロントエンドと連携できます。

Webだけでなくアプリやサイネージなどへの展開も視野に入れている人、テクノロジーに対する柔軟性と好奇心がある人におすすめです!

状況に応じてさまざまな姿に進化できる「イーブイ」のような存在です!

感覚を大切にしたい人向け

Concrete CMSは「操作感重視」の人にぴったりです。

ブロックを組み立てるようにページを作れるため、デザインや構成に自分の手で関わっていたい人に合っています。

テンプレートに頼りすぎず、自分の感覚でページを作りたい方にはもってこい!

使えば使うほど頼りがいのある「カビゴン」タイプのCMSです!

性格タイプ

向いているCMS

特徴/選び方のヒント

おすすめサイト例

好奇心旺盛で気軽に始めたい

WordPress(ピカチュウ)

操作が簡単で情報が多く、まず始めてみたい人向け

ブログ、小規模ビジネスサイト

慎重で着実に構築したい

Movable Type(フシギダネ)

静的サイト生成が可能で安定運用向き。まずは事例や試用版から確認

コーポレートサイト、中規模の情報発信サイト

自由にカスタマイズしたい

Drupal(ゼニガメ)

拡張性と自由度が非常に高いが、学習コストも高い。テクニカルな挑戦が好きな人向け

会員制サービス、大規模サイト

本格的に業務運用したい

AEM / PowerCMS(リザードン)

エンタープライズ向け高機能CMS。導入にはパートナー相談が必要

大手企業のブランドサイト、大規模ポータル

技術が好きで柔軟に展開したい

microCMS / Contentful(イーブイ)

APIベースでマルチデバイスに強い。無料で試しやすく、小規模導入から検証できる

アプリ連携型サービス、複数デバイス対応のサービス

感覚を大切にしたい

Concrete CMS(カビゴン)

見たまま操作できる感覚的なCMS。構成を自分で作っていきたい人に向いている

デザイン重視の中小規模サイト

このように、CMSは単なるツール選びではなく、自分の性格や考え方、働き方に合わせて選ぶことができます。

何を優先したいのか、自分にとって心地よい操作感とは何かを考えてみましょう。

CMS選びは「正解」が一つではないからこそ、自分に合った選択が一番の近道になります!

WRITE BY
ごろー♀ / ディレクター
#好きなWeb用語 #モーダル
キャンペーンサイトからブランドサイト/コーポレートサイトなども含め、様々なWEB制作案件を担当。 「何事にも楽しさを見出す」や「思いやり」をモットーにクライアントや代理店担当者と制作メンバーの橋渡しを行ないます。