こんにちは!Webディレクターのごろー♀です!
今回は、「自分に合ったCMSはどうやって見つけたらいいか」について、解説していきます!
※今回も前回と同様のポケモンに例えていきますw
まず、Webサイトを作り始めるときに、多くの初心者が最初に直面する疑問が「どのCMSを使えばいいのか?」という問題です。
CMS(コンテンツ管理システム)は、専門的な知識がなくてもWebサイトの作成やコンテンツの更新を可能にする便利なツールですが、その種類は非常に多く、それぞれ特徴が異なります。
CMS選びで重要なのは、「どんな働き方がしたいか」「どんなサポート体制がほしいか」「どのくらい自分で触りたいか」といった“自分自身のスタイル”に目を向けることです!
好奇心旺盛で気軽に始めたい人向け
操作のしやすさを最重視し、とにかく早くサイトを立ち上げてみたいという人には、WordPressがおすすめです。
直感的なUIで誰でもすぐに扱えるので、「とにかくやってみたい!」という好奇心型の人にぴったり!
ポケモンでいえば、親しみやすさと人気を兼ね備えた「ピカチュウ」。いつでもそばにいてくれる安心感があります!
慎重で着実に構築したい人向け
「しっかり構成を考えて、安全で長く使えるサイトにしたい」と考える慎重派の方にはMovable Typeが向いています。
静的生成による安定性と、業務利用に耐えうる堅実さが魅力で、落ち着いて一歩ずつ構築していくタイプの方に合っています!
「フシギダネ」のように地道に育てていくほど真価を発揮する存在です!
自由にカスタマイズしたい人向け
自由度を求めるクリエイティブなタイプには、Drupalという選択肢があります。
高度なカスタマイズが可能で、必要に応じて複雑なサイト構築もできます。
「こんなこともできるかな?」と試行錯誤するのが楽しい人にとっては理想的な環境です。
成長するほどに強さを見せる「ゼニガメ」のようなCMSです!
本格的に業務運用したい人向け
企業やチームでの運用を考えている人、複数の部署が関わるようなプロジェクトには、Adobe Experience Manager(AEM)やPowerCMSが強力な味方になります。
高機能かつ堅牢で、複雑な要件やワークフローにも対応できます。明確な目標や要件が決まっている人に向いています。
その存在感とパワーは「リザードン」のよう…!扱いは難しいですが、一度使いこなせば心強いパートナーになりますね!
技術が好きで柔軟に展開したい人向け
microCMSやContentfulのようなヘッドレスCMSは、設計の自由度が非常に高く、API経由でさまざまなフロントエンドと連携できます。
Webだけでなくアプリやサイネージなどへの展開も視野に入れている人、テクノロジーに対する柔軟性と好奇心がある人におすすめです!
状況に応じてさまざまな姿に進化できる「イーブイ」のような存在です!
感覚を大切にしたい人向け
Concrete CMSは「操作感重視」の人にぴったりです。
ブロックを組み立てるようにページを作れるため、デザインや構成に自分の手で関わっていたい人に合っています。
テンプレートに頼りすぎず、自分の感覚でページを作りたい方にはもってこい!
使えば使うほど頼りがいのある「カビゴン」タイプのCMSです!
性格タイプ | 向いているCMS | 特徴/選び方のヒント | おすすめサイト例 |
---|---|---|---|
好奇心旺盛で気軽に始めたい | WordPress(ピカチュウ) | 操作が簡単で情報が多く、まず始めてみたい人向け | ブログ、小規模ビジネスサイト |
慎重で着実に構築したい | Movable Type(フシギダネ) | 静的サイト生成が可能で安定運用向き。まずは事例や試用版から確認 | コーポレートサイト、中規模の情報発信サイト |
自由にカスタマイズしたい | Drupal(ゼニガメ) | 拡張性と自由度が非常に高いが、学習コストも高い。テクニカルな挑戦が好きな人向け | 会員制サービス、大規模サイト |
本格的に業務運用したい | AEM / PowerCMS(リザードン) | エンタープライズ向け高機能CMS。導入にはパートナー相談が必要 | 大手企業のブランドサイト、大規模ポータル |
技術が好きで柔軟に展開したい | microCMS / Contentful(イーブイ) | APIベースでマルチデバイスに強い。無料で試しやすく、小規模導入から検証できる | アプリ連携型サービス、複数デバイス対応のサービス |
感覚を大切にしたい | Concrete CMS(カビゴン) | 見たまま操作できる感覚的なCMS。構成を自分で作っていきたい人に向いている | デザイン重視の中小規模サイト |
このように、CMSは単なるツール選びではなく、自分の性格や考え方、働き方に合わせて選ぶことができます。
何を優先したいのか、自分にとって心地よい操作感とは何かを考えてみましょう。
CMS選びは「正解」が一つではないからこそ、自分に合った選択が一番の近道になります!